斎藤修の重賞ピックアップ

【1/4名古屋記念】名古屋でどうかセイルオンセイラー

 セイルオンセイラーは昨年笠松で重賞3勝。前走笠松グランプリは4着だが、出走していた馬たちのレベルを考えれば、勝ち馬から0秒9差はむしろ好走といえる。ただ中央3勝クラスから名古屋に移籍しての3戦でまったく結果が出ていかなかったのが気になるところ。名古屋では能力を発揮できない要因が何かあるのか、それで名古屋所属にもかかわらず笠松を使い続けているのだろう。それでも笠松で重ねた実績から、名古屋でもあらためて期待してみる。
 ミトノウォリアーは昨年3歳時、フークピグマリオンにはかなわなかったものの、2歳時から通算して重賞2勝。新緑賞を勝ったあとはやや落ち込んだものの、12月には古馬相手にA級特別を連勝と調子を上げて臨む一戦だ。
 インペリシャブルは昨年春に川崎から転入し、A級特別で3勝。重賞ではトリトン争覇で2着があり、強敵相手の前走笠松グランプリでは6着だったが、今回重賞としてはやや軽いメンバーなら勝機はありそう。
 メルトは昨年2月に梅見月杯を制し、2走前の東海菊花賞では、勝ったラジカルバローズには離されたものの大井のマンダリンヒーローを抑えて2着。地元馬同士の重賞なら上位争いは可能。
 ハディアは、重賞では一昨年の東海ゴールドカップでの4着が最高という成績だが、今年秋以降に力をつけた。連下争いなら。
 名古屋転入後、目下6連勝中のプリメイラは、格上挑戦の重賞初挑戦で胸を借りる立場でどこまで。
 ◎6セイルオンセイラー
 ◯9ミトノウォリアー
 ▲4インペリシャブル
 △2メルト
 △11ハディア
 △1プリメイラ
 
 名古屋記念の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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