斎藤修の重賞ピックアップ

【3/9佐賀・九州クラウン】連勝ネオシエルの相手探し

 ネオシエルは目下9連勝。一昨年3歳時には1800メートルの佐賀皐月賞を制するなど、その後も中距離を中心に使われ、それなりに好走はしていたが、昨年5月からは1300/1400メートルを使われ走りが安定した。A級特別・球磨川特別、準重賞・唐津湾賞、そして前走の麗月賞、いずれも4コーナーで前をとらえにかかるときの手応えが際立っている。地元馬同士のここは相手探しの一戦といえそう。
 その相手筆頭はダイリンウルフ。このレースは一昨年2着、昨年5着だが、12月のウインターチャンピオンでは直線最後の100mだけで馬群から抜け出し4馬身差の圧勝。ゴールドスプリントは3着もそれほど差はなく、兵庫ウインターカップも出走馬のレベルを考えれば0秒3差で4着は評価できる。
 昨年、吉野ヶ里記念まで重賞3連勝で注目となったのがテイエムフェロー。ウインターチャンピオンはダイリンウルフの5着だったが、ゴールドスプリントはダイリンウルフに先着しての2着。前走唐津湾賞はネオシエルに2馬身差の2着なら、今回も相手候補。
 ビキニボーイは中央3勝クラスから転入して7戦。そのうち1400メートルでは4戦2勝、2・3着各1回。球磨川特別では直線外から一気に伸び、ネオシエルに1馬身1/4差で2着と最後に見せ場をつくった。
 前走麗月賞でネオシエルの2着だったテイエムフォンテ、昨年中央3勝クラスから転入初戦となった佐賀がばいスプリントで2着だったアビエルトらも連下候補に。
 ◎7ネオシエル
 ○8ダイリンウルフ
 ▲10テイエムフェロー
 △5ビキニボーイ
 △9テイエムフォンテ
 △1アビエルト
 
 九州クラウンの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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