斎藤修の重賞ピックアップ

【3/9水沢・スプリングカップ】充実ぶり目立つラヴェイ

 今年はネクストスター北日本が岩手での開催となり、スプリングカップはその前哨戦として1カ月繰り上がり、さらに1400メートルに距離短縮。さすがにシーズン開幕日だけに8頭立ての少頭数となった。
 ラヴェイは北海道から転入しての秋は重賞で目立った成績が残せなかったものの、12月の2歳条件戦で岩手初勝利を挙げると、金杯では向正面から一気にペースが上がったところ、仕掛けを待って3コーナー過ぎから追い出されると、直線では他馬を振り切っての完勝となった。その2戦での充実ぶりが際立った。あとは冬休み明けでどこまで仕上がっているか。
 その金杯で直線最後まで食い下がって2着だったのがミヤギヴォイジャー。ここまで10戦して3勝、2着3回だが、そのうち水沢コースは5戦3勝、2着2回という抜群のコース適性。
 ビギナーズカップ2着のあと、ネクストスター盛岡を制したのがポマイカイ。その後は出走しておらず、5カ月ぶりの実戦で成長と仕上がりが気になるところ。
 ここまで3頭の勝負で、条件戦を8馬身、6馬身という差で連勝したスノーミックスに食い込む余地があるかどうか。
 ◎4ラヴェイ
 ○6ミヤギヴォイジャー
 ▲7ポマイカイ
 △1スノーミックス
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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