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【4/20金沢・ノトキリシマ賞】能力の高さ見せるビバロジータ

 ビバロジータは期待されたネクストスター金沢では2着、さらに金沢ヤングチャンピオンでは8着に大敗したが、その後2連勝であらためて能力の高さを見せた。2走前のノースポール賞は4着に負けたが、水の浮く不良馬場で内の苦しい位置で先行争いに巻き込まれてのもの。前走若駒賞では2番手から3コーナー過ぎで先頭に立つとそのまま後続を寄せ付けずの圧勝。その1500メートルの勝ちタイム1分36秒2は冬期休催明けでは好タイム。
 ネクストスター金沢を制したショウガマッタナシも金沢ヤングチャンピオンは7着だったが、年末には古馬C2戦を制し、前走3歳A2戦は差のある3着だったが、牝馬同士ならあらためての期待だ。
 中央の未勝利から転入したノーザトゥルースは、初戦は2着だったが、続く前走3歳の条件戦では2番手から手応え十分のまま前をとらえて直線振り切った。タイム的には平凡だが、上積みに期待。
 ラトラディシオンは中央からの転入初戦を5馬身差で圧勝。相手強化となった前走は3着だったが、タイム的にも転入初戦ほどは走っておらず見直しは可能。
 前走中央との条件交流で地方馬最先着の4着だったエムザックドリーム、年末のノースポール賞では展開に恵まれたとはいえビバロジータを4着にしりぞけて勝ったエムティパルらもそれほど差はない。
 ◎5ビバロジータ
 ◯2ショウガマッタナシ
 ▲6ノーザトゥルース
 △11ラトラディシオン
 △8エムザックドリーム
 △12エムティパル
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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