斎藤修の重賞ピックアップ

【4/17笠松・飛山濃水杯】連勝の勢いでフクノユリディズ

 フクノユリディズは園田では1400メートルのみを使われ目下7連勝。前走初めてのA級特別も危なげなく逃げ切った。その勝ちタイム良馬場1分29秒4は、重賞でも通用するレベル。あとは初めての遠征で能力を発揮できるかどうか。
 スマイルサルファーは一昨年夏に笠松のくろゆり賞で直線一気の差し切りを決めた。それ以来勝ち星から遠ざかっているものの、昨年も夏から秋にかけて笠松、園田、名古屋の重賞で3戦連続3着。年明け2戦がいまひとつだが、遠征競馬で結果を残してきただけに巻き返しを期待したい。
 メイショウタイセツは中央未勝利から昨秋名古屋に移籍して8連勝。重賞初挑戦となったマーチカップは2着だったが、そこを経験しての上積みに期待。ただ中距離で強い競馬をしているだけに、一度しか経験のない1400メートルでどうか。
 ヒメツルイチモンジは前走牝馬同士のブルーリボンマイルで重賞初制覇となったが、昨年は高知の黒潮スプリンターズカップ3着、兵庫ゴールドカップは4着も勝ち馬とは0秒3差など、牡馬一線級とも互角の争い。一発あっても驚けない。
 大井から佐賀に移籍して1300/1400メートルで結果を残しているオオイチョウ、名古屋転入後9戦オール連対で重賞初挑戦となるエイトワンらも上位争いが期待できそう。
 ◎9フクノユリディズ
 ◯5スマイルサルファー
 ▲7メイショウタイセツ
 △8ヒメツルイチモンジ
 △4オオイチョウ
 △10エイトワン
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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