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【5/18金沢・北日本新聞杯】前走中央相手に圧勝のクリノチャールズ

 クリノチャールズは中央未勝利から高知で2勝を挙げての転入。金沢初戦は2着だったものの、その後2連勝。前走は中央未勝利との交流戦で、楽な手応えのまま3コーナー過ぎで先頭に立つと、追ってきた中央馬を1馬身差で振り切っての勝利。3着馬は7馬身離れ、クリノチャールズ以外の地元馬は7着以下だった。その勝ちタイム1分34秒5(良)は、同じ良馬場だったノトキリシマ賞の勝ちタイムより1秒4も早く、1500メートルの持ちタイムではメンバー中最速。そればかりか、ほかの馬で1分34秒台を出しているのは昨年雨の不良馬場でのものだけ。いきなりの重賞でも圧勝まであるかもしれない。
 中央未勝利から転入して4戦3勝、2着1回のタルバンも底を見せていない。ここ2連勝では1400メートルで1分29秒台をマーク。冬休み明けの馬場では好タイム。あとは1700メートルへの距離延長でどうか。
 既存勢力では、1700メートルの金沢ヤングチャンピオンを制しているダンナイが最有力。
 ノトキリシマ賞で重賞2勝目を挙げたショウガマッタナシ、2歳8月に石川テレビ杯を制し、ネクストスター金沢、ノトキリシマ賞でともにショウガマッタナシの2着だったビバロジータらは、ともに展開次第という面があり、強力な転入勢相手にどんなレースを見せるか。
 ◎5クリノチャールズ
 ◯11タルバン
 ▲7ダンナイ
 △2ショウガマッタナシ
 △10ビバロジータ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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