斎藤修の重賞ピックアップ

【6/8金沢・百万石賞】距離延長で能力発揮マンガン

 南関東から転入しての2戦は勝ちきれなかったマンガンだが、2000メートルに距離延長となった利家盃では向正面から中島龍也騎手が追い通しで反応いまいちに見えたが、それでも直線では逃げ粘るマリンデュンデュンを大外から豪快に差し切った。南関東でも2000メートルを超える距離で結果を残していたように、今回さらに100メートルの距離延長で久々の重賞制覇に期待がかかる。
 ナミダノキスは、前走利家盃こそ5着だったが、昨年古馬重賞初挑戦となった中日杯では2着のハクサンアマゾネスにハナ差まで迫って3着。ここはあらためての期待だ。
 兵庫B1から転入して2連勝のリュウノブレイクが重賞挑戦。前走A2特別の1900メートルの勝ちタイム2分3秒1(稍重)は、距離換算でマンガンの利家盃(2000メートル)の勝ちタイム2分9秒4(良)と遜色なく、いきなりでも勝ち負けまでありそう。
 昨年末の中日杯を逃げ切り、大金星となったマリンデュンデュンは1年半もの間、3着以内を外しておらず、今回は初めての2100メートルでどこまで粘れるか。
 昨年のこのレースでハクサンアマゾネスの2着だったのがダイヤモンドライン。昨年10月以降勝ち星から遠ざかっているものの、利家盃では1馬身+クビ差で、マンガン、マリンデュンデュンに次いでの3着。もともと好走と惨敗がはっきりしたタイプで、今回も馬券の相手としては押さえておきたい。
 ◎4マンガン
 ◯3ナミダノキス
 ▲11リュウノブレイク
 △10マリンデュンデュン
 △2ダイヤモンドライン
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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