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【7/27盛岡・せきれい賞】10歳でも盛岡芝実績でゴールドギア

 昨年は盛岡芝コースの走路状況悪化により、芝のレースは7月までにごくわずか行われただけ。そういうわけで、盛岡芝実績では一昨年のせきれい賞2着、OROカップ3着と適性を示したのがゴールドギア。中央でも芝2400メートルのオープン特別勝利という実績があった。昨年秋には北上川大賞典3着であらためて長距離適性を示し、前走笠松のオープン特別を勝っていることでは、10歳でもそれほど衰えはないと見ていいだろう。
 ライアンは昨年ダート変更となったこのレース(ダート2000メートル)を勝利。中央の障害で芝を経験したことがあるものの、盛岡芝コースは未経験。年末には桐花賞を制するなど距離適性は問題ない。あらためて芝適性が試される一戦だ。
 カナオールウェイズは中央では芝の長距離に特化して使われ、芝2600メートルで2勝。浦和を経由しての転入初戦、盛岡で久しぶりに行われた芝重賞・いしがきマイラーズは3着だったが、今回距離延長で能力を発揮する。
 タイセイモンストルはいしがきマイラーズで前述カナオールウェイズにアタマ差4着。この馬も中央4勝が芝1800?2400メートルで、距離延長と転入2戦目での上積みが期待できる。
 同じく中央芝実績のカレンルシェルブル、3歳時に盛岡芝2400メートルのサファイア賞を圧勝しているパラダイスリズムらも上位食い込みが期待できる。
 ◎4ゴールドギア
 ◯11ライアン
 ▲12カナオールウェイズ
 △9タイセイモンストル
 △7カレンルシェルブル
 △10パラダイスリズム
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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