斎藤修の重賞ピックアップ

【8/5金沢・読売レディス杯】牡馬一線級相手にも善戦ヒメツルイチモンジ

 兵庫から遠征のヒメツルイチモンジは、今年5歳になっての笠松・ブルーリボンマイルが重賞初制覇だったが、それまでも重賞での好走はたびたびあり、昨年1月の高知・黒潮スプリンターズカップでは全国レベルのメンバーを相手に3着。前走兵庫大賞典は5着だったが、勝ったイグナイターをはじめ牡馬の重賞勝ち馬が何頭もいるなかでコンマ8秒差なら善戦といえる。金沢は初めてだが、輸送は何度か経験しており、牝馬同士のここなら期待大だ。
 大井から遠征はミルニュイ。重賞初挑戦だった昨年の読売レディス杯は5着だったが、南関東の特別戦での勝利は何度もあり、佐賀ヴィーナスカップが、東海ダービーほか重賞勝利多数のセブンカラーズと接戦の2着。この1年で強敵相手の経験を積んでの参戦だ。
 もう1頭兵庫のプリムロゼは、ここまで重賞では惜しくも勝利に至らず、2着4回、3着1回。その中には、園田オータムトロフィーでマルカイグアスの2着もあった。1400から1700メートルまでこなしており、距離適性的にも能力を発揮できる舞台。
 さらに兵庫のラヴィアンは、デビューからほとんど連戦連勝に近い成績で勝ち上がり、重賞初挑戦だった今年1月のコウノトリ賞を勝利。兵庫サマークイーン賞では2着プリムロゼとはハナ+アタマ差の4着だけに、能力的に差はない。
 地元馬では重賞4勝のリケアマロンが遠征勢相手にどこまでやれるか。
 ◎3ヒメツルイチモンジ
 ◯4ミルニュイ
 ▲5プリムロゼ
 △12ラヴィアン
 △1リケアマロン
 
 読売レディス杯の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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