斎藤修の重賞ピックアップ

【9/14金沢・百万石スプリント】能力断然プレシオーソ

 水害に見舞われた金沢競馬は1カ月ほど開催休止となり、9月7日にようやく再開。「頑張ろう!金沢競馬 大雨浸水からの復活記念」という副題が付いた新設重賞。
 プレシオーソは中央3勝クラスから転入して、圧倒的な強さで2連勝。日本海スプリントに続いて重賞連勝の期待だ。
 ハクサンパイオニアは中央2勝クラスから昨年夏に転入。名古屋遠征も含めて重賞では2着、3着、2着と勝ちきれないながら強敵相手にも好走。特別戦4連勝で臨んだ日本海スプリントは、プレシオーソに次ぐ2番人気に支持された。しかしハナをとったもののタントゥームに競りかけられる厳しい展開で、直線でも2番手で粘っていたが、失速してして4着。1頭だけ59キロという斤量も厳しかった。今回はプレシオーソとも同じ57キロの真っ向勝負で巻き返しなるかどうか。
 ハクサンアルタイルは、昨年名古屋から転入してA級特別や重賞で1勝、2着4回。日本海スプリントでは、前から離れた5番手を追走し、直線脚を伸ばして2着。とはいえ勝ったプレシオーソからは5馬身離されていただけに、今回もどこまで迫れるか。
 コパノフランシスは重賞では5着が最高という成績だが、3月の準重賞・スプリング特別では、マンガン、ショウガフクキタルなど重賞ウィナーを相手に勝利。連下争いなら。
 プレストカイザーは南関東からの転入初戦が7カ月ぶりの実戦でハクサンパイオニアの10着だったが、南関東のA2特別で勝ち負けという実力だけに叩き2戦目での上昇があれば上位争いも。
 ◎2プレシオーソ
 ◯1ハクサンパイオニア
 ▲4ハクサンアルタイル
 △3コパノフランシス
 △6プレストカイザー
 
 百万石スプリントの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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