斎藤修の重賞ピックアップ

【9/14金沢・石川テレビ杯】転入初戦でも能力高いソウルシェイキン

 未勝利ではあるが、大井から転入したソウルシェイキンの能力が高そう。2着だった新馬戦で1馬身先着されたチリンドリベント、そして3着だった2戦目の勝ち馬ドキドキは、大井の最初の2歳重賞・ゴールドジュニアでそれぞれ3着、2着と上位を争った実力馬。移籍初戦でも重賞制覇の期待だ。
 エムティジークは、デビューから2着、2着と敗れたが、3戦目の前走・向日葵特別ではスタートからハナを取ると直線後続を突き放して2着に2秒6の大差をつける圧勝。良馬場の勝ちタイムは1分29秒6。過去2年のこのレースの勝ちタイムがやはり良馬場で1分29秒台で、ネクストスター金沢の勝ちタイムが23年1分28秒9(良)、昨年が1分29秒4(重)。過去2年の2歳重賞の勝ちタイムと遜色ないタイムをマークしている。あとは転入初戦のソウルシェイキンのパフォーマンス次第だろう。
 金沢の今年最初の2歳新馬戦を大差で圧勝したのがリュウノタイタン。900mの良馬場55秒8は好タイム。今回はそれ以来3カ月ぶりの実戦で、どこまで充実しているか。
 門別未勝利勝ちから転入初戦となるエムティブレイドは距離延長でどんなレースを見せるか。
 カミノメノルカは、デビュー戦は2着だったが、2戦目の文月特別ではエムティジークに6馬身差をつけて圧勝。ただ1分31秒4という勝ちタイムだけに、そこからの上積みは必要。
 ケーズコマクサはデビュー戦で2着に2秒8の大差をつけて圧勝。しかし2戦目の向日葵特別では1番人気に支持されたものの、勝ったエムティジークから大きく離されて4着。巻き返しなるかどうか。
 ◎8ソウルシェイキン
 ◯2エムティジーク
 ▲3リュウノタイタン
 △10エムティブレイド
 △6カミノメノルカ
 △1ケーズコマクサ
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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