斎藤修の重賞ピックアップ

【9/25園田・兵庫ジュベナイルカップ】栄冠賞3着の実績エイシンイワハシル

 メンバー中唯一の転入馬、エイシンイワハシルが強そうだ。門別のフレッシュチャレンジを制したあと、2歳最初の重賞・栄冠賞はダッシュがつかず後方からとなったが、直線大外から脚を伸ばし、勝ち馬から1馬身半+1馬身半差の3着。勝ったベストグリーンはその後ブリーダーズゴールドジュニアカップも勝ってデビューから3連勝。2着だったゴッドバロックはサッポロクラシックカップを制した。出世レースとして知られる栄冠賞だが、勝ち馬だけでなく2着、3着馬からも活躍馬が出ることが多い。
 相手筆頭は2戦2勝のミルトイブニング。1400メートル1分31秒台でデビュー戦を勝った馬が複数頭いるなかで、2戦目の1分32秒2はそれほど速くはないものの、上がり勝負の2着馬と一騎打ちとなってクビ差で競り勝ち、3着馬には6馬身差をつけた。そしてその上がり勝負で脱落して4着だったのが、その後に園田プリンセスカップを制したココキュンキュン。レベルの高い一戦だった。
 1戦1勝の4頭の中ではゴッドフェンサーに期待。スタートでは押さえきれないような手応えで一旦はハナに立つも、かかり気味に進出した馬に先頭を譲ったが、3コーナーでこれをとらえると8馬身差、3着馬には7馬身という差をつける圧勝だった。
 1400メートルの持ちタイム最速は、1分31秒3のリーガルタイムとアングレ。7月31日の新馬戦ではこの2頭の一騎打ちとなり、リーガルタイムがクビ差で制した。一方のアングレも2戦目で危なげなく逃げ切った。
 ◎5エイシンイワハシル
 ◯4ミルトイブニング
 ▲1ゴッドフェンサー
 △3リーガルタイム
 △6アングレ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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