斎藤修の重賞ピックアップ

【9/30金沢・イヌワシ賞】1700mコースレコード圧勝のプレシオーソ

 プレシオーソは中央3勝クラスからの転入初戦、良馬場の1700メートル戦をコースレコードで大差圧勝。その後、1400メートルの日本海スプリントも5馬身差で圧勝。百万石スプリントはスタートで出負けした影響か2着。スピード上位は間違いなく、中央ではダートの短距離を中心に使われていて、今回は距離延長の2000メートルがどうか。
 リトルサムシングは中央所属として川崎での条件交流を勝って転入。金沢では4戦3勝、2着1回。しかも百万石かがやきナイター賞が7馬身差、2000メートルのサラブレッド大賞典が6馬身差圧勝と底を見せていない。
 1700メートルの持ちタイムではプレシオーソのレコード勝ちが圧倒的に速いが、リトルサムシングは今回古馬との対戦で54キロと斤量面でかなり恵まれた。この2頭の一騎打ちと見るが、リトルサムシングが3歳馬同士の対戦しかないのに対し、プレシオーソは中央の古馬3勝クラスを戦っていたという経験を評価する。
 マンガンは南関東オープンから転入して5戦オール連対。南関東でも長距離で実績があったように、2000メートルの距離なら展開次第で末脚発揮し、2頭に割って入る可能性はある。
 マンガンに展開が向かなかった場合に、3月の1700メートル戦でマンガンを負かしているリケアマロン、南関東オープンから転入してA1特別で勝ち負けしているゴールドハイアーが争覇圏。
 ◎1プレシオーソ
 ◯9リトルサムシング
 ▲3マンガン
 △7リケアマロン
 △8ゴールドハイアー
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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