斎藤修の重賞ピックアップ

【9/30金沢・白山大賞典JpnIII】シンメデージーにグレード初制覇の期待

 中央勢のグレード勝ち馬がメイショウフンジン、カズタンジャーの2頭のみで、それぞれJpnIIIを1勝というメンバーなら、いよいよシンメデージーにグレード初制覇のチャンスといえそう。前走帝王賞JpnIは9着だったが、名古屋大賞典3着、佐賀記念2着、名古屋グランプリ2着と、JpnII・IIIではいずれも3着以内の好走。吉原寛人騎手にとって地元の金沢ということでも舞台は整った。
 カズタンジャーは未勝利脱出まで10戦を要したが、以降はほどんど崩れることなくマーキュリーカップJpnIIIでグレード初制覇。縦長の展開で後方からの追走となったが、ヒロシクンとメイショウフンジンが競り合うハイペースで、長く使える末脚を存分に発揮した。今回もメイショウフンジンをはじめ逃げ馬が複数いるメンバーだけに、マーキュリーカップJpnIIIの再現もありそう。
 ディープリボーンはマーキュリーカップJpnIIIでは3着だったが、先行争いを前に見る位置で進め、展開と脚の使い所次第では上位争いのチャンスはありそう。
 そして中央5頭のうち、ジャスパーロブスト、メイショウフンジン、ピュアキアンと、逃げ馬が3頭揃って、果たして激しい先行争いになるのかどうか。その3頭の中では、控えてもレースができそうなジャスパーロブストに展開利がありそう。
 ◎11シンメデージー
 ◯12カズタンジャー
 ▲2ディープリボーン
 △1ジャスパーロブスト
 △9ピュアキアン
 △7メイショウフンジン
 
 白山大賞典の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP