斎藤修の重賞ピックアップ

【10/11金沢鼓門賞】1400mで好走続きハクサンパイオニア

 ハクサンパイオニアは、1400メートルに特化して使われたここ6戦で5勝。4着に負けた日本海スプリントは、ハナをとったものの59キロを背負っていたことに加え、直後で突かれる厳しい展開だった。前走定量の百万石スプリントでは、日本海スプリントの覇者プレシオーソに4馬身差をつける完勝となった。ほかに重賞勝ち馬がリケアマロンだけという今回のメンバーなら、重賞連勝の可能性は高い。
 ハクサンツキミテイは、昨年秋に中央1勝クラスから転入し、MRO金賞での2着を含めここまで金沢では14戦11勝、2着3回。ただ昨年末以降、8戦連続で1700メートル以上を使われてきただけに、久々の1400メートルでどうか。距離経験を別にすればハクサンパイオニアと能力差はない。
 コパノフランシスは7月の金沢クイーン賞が10着惨敗で、続く読売レディス杯は5着だったが、遠征勢が強く10番人気という低評価ながら地元馬最先着。そして前走百万石スプリントが3着と、ここに来て調子を上げてきた。
 大井から再転入初戦の1400メートル戦で3着好走のウインコマチ、日本海スプリントでハクサンパイオニアに先着する2着だったハクサンアルタイルらにもチャンスがありそうで、8頭立てながら混戦といえそう。
 ◎6ハクサンパイオニア
 ◯8ハクサンツキミテイ
 ▲3コパノフランシス
 △4ウインコマチ
 △1ハクサンアルタイル
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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