斎藤修の重賞ピックアップ

【10/12ばんえい・ナナカマド賞】連軸にホクセイイワキヤマ

 2歳牡馬の特別戦・青雲賞は5→3→2番人気の決着、続く前開催の2歳A-1戦も7→3→4番人気と、ともに1番人気が馬券圏外で波乱の決着。その混戦を示すように、今回は10頭中牝馬が6頭。過去10年のナナカマド賞の出走馬を見ても、牝馬3頭は何度かあるが、4頭が一度だけ。牝馬がこれほど賞金上位にいるのはめずらしい。混戦の要因はそのあたりにありそう。しかも今回、いちい賞を制して牝馬では賞金最上位のフェスタクィーンが不在となっている。
 断然といえる存在がいない以上、青雲賞を制してここまで5戦オール連対のホクセイイワキヤマが連軸としての中心。
 キョウエイジェットは青雲賞5着のあと、前開催のA-1戦では7番人気ながら障害2番手の一線から軽快に歩いて抜け出した。4勝はオレノコクオウと並んで最多。
 そのオレノコクオウは、青雲賞、前走A-1戦と、ともに1番人気に支持されるも4着、5着と期待を裏切った。ここは巻き返しのかかる一戦。
 スターノチカラは、ここまで10戦して1勝のみだが、3着以内8回と上位安定。で、やはり印上位は牡馬の4頭。
 牝馬では、ここに来て2連勝と調子を上げてきたピュアリーヒナリ、いちい賞は出走取消も、前走A-2戦を勝ったジェイノヒメが上位食い込みを狙う。
 ◎2ホクセイイワキヤマ
 ◯9キョウエイジェット
 ▲4オレノコクオウ
 △6スターノチカラ
 △10ピュアリーヒナリ
 △7ジェイノヒメ
 
 ナナカマド賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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