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【11/16盛岡・絆カップ】得意の距離で連覇狙うウラヤ

 このレース連覇を狙うウラヤは、7月の岩鷲賞ではエイシントルペードに1馬身差の2着だったが、クラスターカップJpnIIIは地元馬最先着の6着。続いて9月に盛岡1200メートルのスプリント特別を制したが、前走10月の同条件のレースではゴール前100mで先頭に立ったレディブラウンを追い詰めたもののアタマ差届かず2着。地方馬同士の盛岡1200メートル戦では4戦2勝、2着2回と負けても僅差なだけに軸はこの馬。
 レディブラウンは昨年の2着馬。10月のヴィーナススプリントでは7歳にして重賞初制覇を果たし、続く前走は前述のとおりウラヤの鋭い追込をアタマ差で封じた。今年は春から夏にかけての一時期落ち込んだが、ここに来て2連勝と調子を上げてきた。
 エイシントルペードは、岩鷲賞では互角のスタートから二の脚の速さで逃げると、ウラヤを1馬身差で振り切り、水沢850メートルの早池峰スーパースプリントから重賞連勝。その後9月のスプリント特別ではウラヤの2着で、10月の同条件ではレディブラウンの3着。
 僅差で勝ったり負けたりのこの3頭の勝負となりそうだが、展開やペースなど微妙なところでその順位は変わりそう。
 中央3勝クラスから今シーズン初頭に転入した2頭、岩鷲賞3着だったロードオブザチェコ、地方馬同士では5戦3勝のスプラウティングらもそれほど差はなさそう。
 ◎2ウラヤ
 ◯5レディブラウン
 ▲8エイシントルペード
 △1ロードオブザチェコ
 △3スプラウティング
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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