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【11/2佐賀・九州大賞典】連覇狙うアエノブライアン

 連覇を狙うアエノブライアンは引き続き好調。昨年春に大井から転入して以降、連対を外したのは2回だけ。ともに1750メートル戦で、短距離系の馬が台頭した。転入後、重賞では3勝、2着4回で、その2着に負けたときの勝ち馬はいずれも今回不在。2500メートルの舞台なら連覇濃厚といえそう。
 ベルノレイズは中央未勝利からの転入で1400、1800、2000メートルと3連勝で底を見せていない。前走国見岳特別の2分12秒1は平凡な勝ちタイムだが、中央時代は芝2000メートル以上で2着、3着の好走があり、すでに佐賀のダートへの適性は示しているだけに、長距離の舞台ならあっと言わせる場面はあるかもしれない。
 コスモファルネーゼは、前走国見岳特別ではベルノレイズの3着だったが、今年佐賀スプリングカップ2着、九州チャンピオンシップで3着など中距離重賞での好走があり、能力は上位。
 フレイムソードは昨年、下級条件から連戦連勝で臨んだこのレースで3着。その後はA2の一般戦を勝ったのみで目立った実績はないが、佐賀では年に一度の特異な距離だけに、この舞台で能力発揮という可能性はある。
 ダノンターキッシュはここ2戦は差のある敗戦だったが、佐賀王冠賞では2着アエノブライアンに1馬身差3着、九州チャンピオンシップでも4馬身差をつけられたとはいえアエノブライアンの2着で、復調なら上位争いも。
 ◎4アエノブライアン
 ◯7ベルノレイズ
 ▲2コスモファルネーゼ
 △3フレイムソード
 △8ダノンターキッシュ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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