斎藤修の重賞ピックアップ

【11/2ばんえい菊花賞】ハンデにも恵まれスターイチバン二冠へ

 ばんえい大賞典、そして前哨戦の秋桜賞まで6連勝と好調のスターイチバン。それでいて別定重量ではキョウエイエースより30kg、スーパーシンより10kg軽い710kgは有利。障害も安定しているだけに二冠達成濃厚と見る。
 スーパーシンはゴール前で甘くなるのが課題。ばんえい大賞典ではスターイチバンを一旦はとらえたかと思ったところゴール上で止まってしまった。そして秋桜賞ではゴール線上で転倒して競走中止。今回はその秋桜賞から30kg増量の720kgとなってどうかだが、土日とも予報では傘マークがあり、馬場が軽くなれば押し切れる可能性はある。
 ここにきて見せ場十分のレースを続けているのがウンカイダイマオー。ばんえい大賞典は5着だったが障害は先頭で越えており、秋桜賞でも障害先頭から最後は一杯になりながらスターイチバンの2着。ペースと障害のタイミング次第で一発はあるかもしれない。
 この世代唯一オープン格付のキョウエイエースは740kg。過去10年、2019年にメムロボブサップ、2022年にキングフェスタが、ともに730kgのトップハンデで勝っているが、740kgとなると2020年にコマサンダイヤが7番人気で6着があるだけ。その重量設定ではさすがに厳しく、連下まで。
 690kgのラポピージュニア、ホクセイテンリュウまで印をつけたが、勝負は上記4頭だろう。
 ◎6スターイチバン
 ◯8スーパーシン
 ▲2ウンカイダイマオー
 △3キョウエイエース
 △9ラポピージュニア
 △1ホクセイテンリュウ
 
 ばんえい菊花賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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