斎藤修の重賞ピックアップ

【11/9ばんえい・クインカップ】銀河賞3着の経験でスカーレット

 前哨戦の紅バラ賞を勝ったクリスタルイプセ、2着のスカーレット。どちらも近走の着順を見ても好調で、クラス以上の能力はありそう。そうした中で、紅バラ賞から基礎重量は増えるものの、格付最上位のスマイルカナ、カフカより今回も20kg軽い重量で出走できるこの2頭は有利。なかでもスカーレットはすでに銀河賞で690kgを経験しており、しかも障害ひと腰でクリアして牡馬相手に3着。障害も安定しているスカーレットが中心。
 スマイルカナは、黒ユリ賞、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスを制した世代の牝馬チャンピオン。ここ1年は苦戦が続いているが、重賞3勝の賞金で高いクラスに格付けされてのもの。はまなす賞では4歳馬最先着の3着があり、今回トップハンデでも首位を狙える。
 ばんえいオークス2着だったカフカは、今シーズン、カーネーションカップ、柏林賞を制して急上昇。はまなす賞、銀河賞ではスマイルカナに先着されたが、紅バラ賞では逆転。能力差はない。
 目下5連勝と近況好調のガーネット、紅バラ賞では障害先頭から3着に粘ったオオネガイキンヒメらは、軽量を生かして上位食い込みの可能性。
 ◎5スカーレット
 ◯7クリスタルイプセ
 ▲6スマイルカナ
 △1カフカ
 △2ガーネット
 △9オオネガイキンヒメ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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