斎藤修の重賞ピックアップ

【4/12高知・二十四万石賞】地元長距離なら負けられないユメノホノオ

 昨年2月のだるま夕日賞以来2度目となる、ユメノホノオ、プリフロオールインの三冠馬同士の直接対決。そのときは3コーナー過ぎで先頭に立ったプリフロオールインに、ユメノホノオも直線で迫ったが、ゴール前5頭横一線の大接戦となり、抜け出したのは9番人気で単勝万馬券のティアップエックスだった。
 その後、ユメノホノオは韓国遠征を2度経験し、地元高知では準重賞と珊瑚冠賞を勝利。国内のグレードレース初挑戦となった前走佐賀記念JpnIIIでは向正面でのペースアップに追走一杯となり、3?4コーナーでは離れた5番手だったが、直線しっかり伸びて2着メイショウフンジンに1馬身差まで迫った。6馬身差で逃げ切ったカゼノランナーは、その後川崎記念JpnIを制したことを考えれば、ユメノホノオの3着も評価できる内容。最近では大きく出遅れることもなくなり、多少遅れたとしても地元馬同士の1900メートル戦なら負けられないところ。
 プリフロオールインは、裂蹄による長期休養があり、昨年のこのレースを勝って以来1年ぶりの復帰戦。3歳から4歳にかけて、楠賞、大高坂賞での大敗はあったが、その後は立て直しているだけに、今回はどこまで仕上がっているか。
 ポイントフォワードは、AB混合の一般戦から前走中央2勝クラスとの交流・はりまや盃まで目下4連勝。今回は重賞初挑戦に加え、マイルを超える距離も初めてと、越えなければならないカベはいくつもあるが、連勝の勢いで2強にどこまで迫れるか。
 エクセレントタイムは前走が昨年1月以来、久々の高知2勝目。とはいえ2着は9回もある。昨年の珊瑚冠賞でユメノホノオの2着、高知県知事賞が3着と、長距離重賞での実績は、2強を別とすれば最上位。
 重賞では高知県知事賞での4着が最高というビオグラフィア、今年マイル戦で3連勝のフォードテソーロらは3着争いに食い込めるかどうか。
 ◎12ユメノホノオ
 ◯8プリフロオールイン
 ▲1ポイントフォワード
 △6エクセレントタイム
 △7ビオグラフィア
 △2フォードテソーロ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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