斎藤修の重賞ピックアップ

【4/29笠松・飛山濃水杯】前走負けて強しタガノエスコート

 中央オープンでは結果が残せず兵庫に移籍したタガノエスコートだが、転入初戦の姫路1500メートル戦では直線楽に突き放して5馬身差の圧勝。続く園田1400メートル戦では、サトノルフィアンをクビ差とらえきれず2着だったが、そのサトノルフィアンも中央オープンから移籍し、その勝利で2連勝となった。負けて強しといえる内容。重賞初制覇のチャンスだ。
 昨年重賞5勝の活躍を見せた名古屋のケイズレーヴだが、4歳初戦となった梅見月杯は、1番人気ムエックス(船橋)との先行争いとなって共倒れ(7着)。今回はそこから3カ月ぶりの復帰戦。昨年末には中央相手の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでも勝ち馬と0秒7差の5着と健闘していただけに、地方馬同士なら能力上位。今回はデビューから3歳初戦のゴールドジュニアまで手綱をとっていた木之前葵騎手が1年2カ月ぶりの騎乗となる。
 ジュゲムーンは昨年の高知二冠馬。三冠目の黒潮菊花賞で2着に敗れると、短距離路線に切り替え、佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIで古馬相手に0秒5差の5着と好走。楠賞でも3着に好走した。4歳になっての2戦では結果が出ていないが、巻き返しのかかる一戦。
 グスタールは一昨年秋に浦和から移籍し、B級から勝ち星を重ねて笠松で17戦11勝。前走、マーチカップで重賞初制覇を果たした。今回は兵庫や高知からの遠征馬もいて相手強化の一戦。上位争いに食い込めるかどうか。
 昨年夏の摂津盃で豪快に差し切ったナムラタタ、高知でだるま夕日賞2着、御厨人窟賞3着と重賞で上位実績のあるワイドカントなど、1着賞金1000万円にふさわしい有力馬多数の混戦といえそう。
 ◎9タガノエスコート
 ◯10ケイズレーヴ
 ▲12ジュゲムーン
 △3グスタール
 △2ナムラタタ
 △5ワイドカント
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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