斎藤修の重賞ピックアップ

【5/31水沢・東北優駿】距離延長でもセイクリスティーナ

 全馬が距離未経験で、しかもダイヤモンドカップを制したフォースメンが不在という難解なメンバー。
 セイクリスティーナは地元馬として9年ぶりに留守杯日高賞を制した。先行集団からやや離れた5番手を追走して向正面から徐々に進出。4コーナーでは、逃げていた北海道のトリップスには届かないのではと思われるほどの差があったが、ゴール前でアタマ差とらえて見せた。距離経験は1600メートルまでで今回一気の距離延長となるが、日高賞で見せた長く脚を使えるレースぶりなら、それも克服できるのではないか。しかも水沢コースは5戦5勝と得意の舞台だ。
 2歳時、デビューから3連勝でビギナーズカップを制したレジェンドバローズは、それ以来8カ月ぶりで3歳初戦となったダイヤモンドカップは5着だったが、一気の距離延長でも折り合って逃げていた。距離だけでなく水沢コースも初めてとなるが、ひと叩きされての上昇に期待だ。
 ダイヤモンドカップでレジェンドバローズをゴール前でアタマ差とらえて4着だったのがアウトザロー。前半、馬群の中で折り合いに苦労するような場面があり、こちらは距離延長が課題となりそう。ただ中央未勝利から転入後の2連勝は水沢コースでのものだけに、水沢に戻っての期待はできる。
 ゼウスシルエットは兵庫から転入初戦となったダイヤモンドカップで6着。園田では2歳時に1700メートル戦での勝ち星があり、重賞では差のある4着・5着という成績だったが、いずれも圧倒的な強さで兵庫二冠を制したゴッドフェンサーが相手。2000メートルは初めてだが中距離を中心に使われてきているアドバンテージはありそう。
 スプリングカップ、イーハトーブマイルでともに3着と重賞で好走歴があるブライオンは距離延長に対応できれば。
 ◎2セイクリスティーナ
 ◯10レジェンドバローズ
 ▲6アウトザロー
 △8ゼウスシルエット
 △4ブライオン
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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