10月15日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第40回ナナカマド賞」(2歳)が行われます。
今年デビューの2歳馬の三冠レースの第1弾です。初経験となる重量に対応できるかが一番のポイントとなります。馬場状態も力が要求される馬場となりそうで、力量的には青雲賞上位馬が有力と言えます。直線での叩き合いが予想され、ゴール前の切れ味が結果を大きく左右します。
◎1 ジェイコマンダー(牡、槻舘重人厩舎)580キロを本命に推します。青雲賞では1番人気に支持されたものの、障害でのヒザつき転倒で67秒9の大差をつけられて9着と惨敗しましたが、大外10コースでも果敢に先行し、勝ちに行ってのもの。敗因ははっきりしていて度外視しても良い結果と言えます。続く2歳A級-1組戦では2着ハマノダイマオーに4秒差をつけて快勝。障害次第では末脚の切れはメンバー屈指と言えます。
○9 オレワチャンピオン(牡、中島敏博厩舎)580キロが対抗です。4勝を挙げている先行力と障害力が持ち味のスピード馬です。ゴール前の詰めの甘さが課題ですが、辛抱次第では逃げ切れるだけの力を持った馬と言えます。
▲4 カネサダイマオー(牡、松井浩文厩舎)570キロが3番手です。青雲賞1着馬で、直線で叩き合いの展開となった時に、勝負強さを発揮するタイプです。
△5 ミスタカシマ(牝、槻舘重人厩舎)560キロは牝馬特別・いちい賞優勝馬です。牡馬とも五分のレースを披露していますが、560キロに対応できるかにかかっています。
△6 ハマノダイマオー(牡、松井浩文厩舎)570キロも勝ち味には遅いタイプですが、堅実な走りのできる馬と言えます。
<おすすめの買い目>

馬単 1→9・4・5・6(4点)
3連単(フォーメーション) 1→9→4・5・6(3点)
(文/小寺雄司)