15日(日)盛岡競馬メイン第12レースは「第37回若駒賞(M2)」(2歳、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎5 ブレシアイル(牡、新田守厩舎)は父メイショウボーラー譲りのスピードで5戦4勝。若鮎賞で8着に沈みましたが、前が総崩れとなった展開では仕方なし。以降はダートに替わって3連勝中。いずれも逃げ切りを決め、トライアル・ビギナーズカップも制しました。これまで一度もハナを譲ったことがなく、競りかけられた際に一抹の不安を抱えていますが、前走は初の盛岡ダート1600メートルで1分39秒8をマーク。今の時期の2歳では優秀なタイムで最有力候補と見るのが妥当でしょう。
○9 サンエイエンジェル(牝、瀬戸幸一厩舎)は、レッドファルクスのスプリンターズステークスGI・2連覇で再び脚光を浴び、ダートでも活躍馬が多数のスウェプトオーヴァーボード産駒。自身は未勝利ながら2着4回。3戦連続でブレシアイルの後塵を拝していますが、ビギナーズカップ、前走とも0秒1差まで肉薄。あとひと伸びあれば待望の初勝利も十分あり得ます。
▲10 プリヴィレッジ(牡、伊藤和忍厩舎)は安田記念GIをレコードで優勝したストロングリターン産駒。前走・ジュニアグランプリは北海道・モリノラスボスとの叩き合いの末、クビ差2着に惜敗。負けて強しの一戦でした。ダートも問題なく、今度こそタイトル奪取なるか。
△7 ミズサンゼウス(牡、千葉幸喜厩舎)はコース広い盛岡が合い、ビギナーズカップの雪辱に燃えています。
△6 ニッポンダエモン(牡、櫻田康二厩舎)は北海道二冠を制したベンテンコゾウの全弟。移籍初戦でいきなり重賞制覇まで。
<おすすめの買い目>

馬単 5→9・10・7・6 9・10→5(6点)
3連単(フォーメーション) 5→7・9・10→6・7・9・10(9点)
(文/松尾康司)