レース展望・予想
■2017年10月20日
混戦も堅実駆けのカラジャス「江戸菊特別」(笠松競馬)

10月20日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「江戸菊特別」(A級2組、笠松競馬場1600メートル)。

出走予定だった大本命馬ダイヤモンドダンスが疾病のため急きょ、出走を取消した。本命レースが一転、大混戦模様に激変した。

そんななか、中心視は近況好ムードの◎7 カラジャス(牡6、川嶋弘吉厩舎)。2走前の準オープンに続き、前走は東海クラウンでも好勝負し、コンマ1秒差2着に大健闘してみせた。ともに上がり3ハロン37秒台の末脚を駆使し、2着といえども内容ある走りでもあった。差しタイプゆえ、勝ちみの遅さは相変わらずだが、堅実駆けには定評がある。ここも持ち前の安定感ある走りを発揮しそうだ。

連闘策で臨む○9 ナスノアオバ(牡6、水野善太厩舎)は前走内容が光っていた。距離不足もあって8番人気と評価は低かったが、鋭く追い込んで3着まで突っ込んでいる。1ハロンの距離延長に、条件緩和の2組参戦は明らかな上積み材料と言える。夏期の休養期間後、使われつつ上昇気配がうかがえ、セールスポイントの破壊力ある一撃が不気味だ。

ナスノアオバ同様に距離延長を歓迎するのが▲1 キクノサージ(牝5、田口輝彦厩舎)。前走は不発で見せ場なく終わったが、マイル戦に変わって、前進が期待できる。

また、岡部誠騎手起用で、△2 メイショウソレイユ(牡7、笹野博司厩舎)も軽視できない存在。

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馬単 7⇔1・2・9(6点)
3連単(フォーメーション) 7→1・2・9→1・2・9  1・2・9→7→1・2・9(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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