29日(日)盛岡競馬メイン第10レースは北海道、岩手の2歳交流「第8回知床賞」(盛岡競馬場ダート1400メートル)。
◎2 チャイヤプーン(牡、千葉幸喜厩舎)はデビュー戦こそ5着でしたが、アッサリ2連勝。1000メートル戦快勝後、1700メートル戦では折り合いを欠きながら、そのまま押し切って完勝。門別1700メートル1分48秒6の破格タイムをマークしました。岩手の女傑で鳴らしたサイレントエクセル産駒で馬格にも恵まれた牡馬。母も活躍した岩手の地で衝撃の初見参を飾るか、注目の一戦です。
○1 ヒガシウィザード(牡、北海道・田中淳司厩舎)はデビュー戦を7馬身差で圧勝。1000メートル1分2秒1も優秀でした。2戦目2着、3戦目4着と足踏みしていますが、コースが替わって気分一新。知床賞が重賞へ格上げされて6年目。北海道勢6連覇の期待がかかります。
▲3 シグラップアモーレ(牝、板垣吉則厩舎)は北海道4戦2勝2着1回の成績を引っ下げて南関東へ移籍。初戦の大井1200メートル戦で2着を確保しました。前走6着は出遅れもこたえたもので基準外。ハイレベル地区で強豪と戦ってきた経験が強み。岩手入り初戦でいきなり重賞制覇まで考えられます。
△10 ブレシアイル(牡、新田守厩舎)は6戦4勝。若駒賞でニッポンダエモンに敗れダート4連勝は果たせませんでしたが、2着確保で面目。大外が微妙ですが、スピードを生かせる1400メートル短縮は望むところ。スンナリなら首位の資格十分。
△5 プリムラジュリアン(牝、北海道・山口竜一厩舎)は新馬戦を出遅れながらも圧勝。重賞経験が不気味です。
<おすすめの買い目>

馬単 2→1・3・10・5(4点)
3連単(フォーメーション) 2→1・3・10→1・3・4・5・10(12点)
(文/松尾康司)