10月29日(日)に開催される金沢競馬では、第10レースに争われる「雪吊り作業特別」(A1級二組、金沢競馬場1700メートル)がメインカードになります。
激しい先手争いも予想され、道中のペース次第で波乱がありそうですが、A1級で善戦を続けている◎7 メイカーズムービー(セン4、黒木豊厩舎)を信頼したいです。A級にクラスアップした当初は苦戦していましたが、夏場あたりから先行して持ち前のスピードが発揮できるようになり、レースぶりが安定しました。先手争いが激しくなった前走のA1級一組では、逃げられずに3番手から追走となりましたが、3コーナーから先に抜け出したヤマミダンスを追いかけて直線たたき合い3着に食い込みました。逃げなくても崩れなかったことは収穫で、今回も逃げた馬をにらみながらレースが運べれば、好勝負に持ち込めそうです。
○9 オイヌサマ(牡4、鈴木正也厩舎)は前走のA1級一組で、スタートからタツミリュウとの激しい先手争いとなり6着に崩れてしまいました。互いにハナは譲れないタイプだけに仕方がない結果でした。今回もタツミリュウの存在は気になりますが、大外枠だけに無理はしなさそうです。2番手からの追走でも早めに前を潰して向正面で先頭に立つことできれば、巻き返しがありそうです。
▲6 アイナ(牝5、中川雅之厩舎)は前回のA1級二組で、大逃げを打ったスガノランバダの2着に詰め寄りました。8月の読売レディス杯で大敗してからややリズムを崩していましたが、久々に連対して復調の兆しが見えてきました。再びオイヌサマとタツミリュウが激しく先手を争いを繰り広げるなら、好位からひと脚繰り出して差すシーンは十分に考えられます。
前崩れの展開になるなら△1 ナリタノヘア(牝5、高橋道雄厩舎)の追い込みも届きそうです。内枠に入った△2 タツミリュウ(牡9、加藤和義厩舎)の前残りも一応の警戒は必要です。
<おすすめの買い目>
馬単 7→9・6・1・2 9・6→7(6点)
3連単(フォーメーション) 7→9・6・1・2→9・6・1・2 9・6→7→9・6・1・2(18点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)