19日(日)水沢競馬メイン第11レースは地方競馬全国交流「第30回ダービーグランプリ」(3歳、水沢競馬場2000メートル)。
◎5 ベンテンコゾウ(牡、菅原勲厩舎)は北斗盃、北海優駿を制し、北海道三冠を目指しましたが、夏負けの影響もあって王冠賞3着。その後は北海道に残って回復に専念。復帰戦のA級では体調がどこまで回復したかがネックでしたが、4馬身差で圧勝。改めて地力の高さを誇示し、予定どおり大一番へ駒を進めます。今年も全国から強豪が集結。包囲網は厳しさを増しますが、4戦4勝の水沢が舞台。地の利を味方に5年ぶりの地元優勝へまい進します。
○11 スーパーステション(牡、北海道・角川秀樹厩舎)は今季6勝2着1回。ベンテンコゾウの三冠を阻止した王冠賞を含め、目下4連勝中と昇竜の勢い。初の遠征競馬に若干不安が残りますが、輸送さえクリアーできれば重賞2勝目まで。
▲6 クラキングス(牡、大井・市村誠厩舎)は前走、競走中止のアクシデントがありましたが、無事出走。羽田盃5着、東京ダービー9着、黒潮盃4着が光り、地区レベルを考えれば南関東勢5連覇の可能性十分。
△4 ストーンリバー(牡、北海道・堂山芳則厩舎)は今季未勝利と伸び悩んでいますが、北斗盃、王冠賞2着。実績はまったく引けを取らず、流れ次第で突き抜けて不思議はありません。
△1 フリビオン(牡、高知・中西達也厩舎)は西日本ダービーを優勝。道中もたつきながら強烈な差し脚で勝利をもぎ取りました。決め手随一。
△2 キングジャガー(牡、板垣吉則厩舎)は岩手二冠馬。マークはきつそうですが、渋太さとタフさに定評があります。
<おすすめの買い目>

馬単 5→11・6・4・1(4点)
3連単(フォーメーション) 5→4・6・11→1・2・4・6・11(12点)
(文/松尾康司)