11月19日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「オータムカップ」(オープン-1組)が行われます。
登録のあったコウシュハウンカイ、ハクタイホウ、マルミゴウカイの3頭が出走を回避したため、6頭立ての小頭数で淋しいオープン戦となりました。前日からの雨で時計の競馬になりそうです。
◎5 サクラリュウ(牡7、金山明彦厩舎)750キロを本命に推します。昨年まではオープンの壁に阻まれて常に脇役でしたが、今季は3勝を挙げています。特に、ばんえいグランプリでは5着、岩見沢記念でもオレノココロ(牡7、槻舘重人厩舎)から2秒の僅差2着と健闘しています。ゴール前の辛抱が勝利の鍵となる先行逃げのタイプですが、レース当日は前日からの雨で軽めの砂での競馬が予想されます。先行力と障害力を生かして逃げ切りに期待がかかります。
○2 センゴクエース(牡5、槻舘重人厩舎)755キロが対抗です。高重量と重い砂にやや苦手意識があり、重賞では良績を残せていません。今季5勝すべてを挙げている特別戦が一番力を発揮できる舞台。700キロ台の重量と濡れた砂で持ち味が生きそうです。
▲4 フジダイビクトリー(牡9、中島敏博厩舎)750キロが3番手です。今季はいまだ1勝ですが、近走は岩見沢記念4着、桔梗特別2着、狩勝賞3着、北見記念2着など好走しています。重量750キロは、ライバルのオレノココロより20キロ、ニュータカラコマ(牡9、尾ケ瀬富雄厩舎)より30キロ軽く恵まれています。今回は若手・西将太騎手のテン乗りで変わり身にも期待がかかります。
<おすすめの買い目>

馬単 5→2・4・3・6(4点)
3連単(フォーメーション) 5→2→4・3・6(3点)
(文/小寺雄司)