30日(木)の園田競馬メイン第11レースに「近江米特別」(A1、園田競馬場1400メートル)が行われます。
1400メートルのA2を連勝してA1昇級初戦◎9 エイシンヒマワリ(牝4、新子雅司厩舎)の勢いを買います。JRA3歳新馬戦では2番手から3コーナーで先頭に立ち、1番人気アルティマウェポンに7馬身差を付け圧勝しています。500万で4戦して2着1回後の今年6月に園田へ転入してきました。B1を軽く2連勝したA2昇級初戦のA1・A2混合戦は53キロの軽量で1番人気。思い切った大逃げを打ちましたが、ナナヨンハーバー(現A1)に0.2秒(1馬身+アタマ)差3着でした。続く、JRA500万交流・芦屋川特別は、2番手で折り合いを付けましたが、オーバー・ペースに巻き込まれ5着に沈みました。しかし、初めてA2限定戦になった前々走は2番手を追走から3コーナーで先頭に立って2着に4馬身差の楽勝でした。前走は初めて背負う斤量55キロでも、雨馬場も残るだけに主導権を奪って一気に突っ走っています。さあ、今回はA1に昇級初戦です。一線クラスが不在のメンバー構成の上に52キロの斤量も味方。好位を追走から抜け出しを決めたいです。
雨馬場が予想されるのは逃げの○8 ブルーウィザード(牡4、野田忍厩舎)には大きな援軍です。過去に重・不良馬場では9戦4勝、3着2回の成績を残しています。また前述した芦屋川特別では逃げて、勝ち馬(JRA・トウシンダイヤ)とはアタマ+ハナ差3着惜敗でした。カギは56キロを背負ってエイシンヒマワリと4キロ差の斤量克服です。
JRA1勝馬▲2 エイシンファイヤー(牡5、坂本和也厩舎)が続きます。B1を2連勝、A2は3戦2勝、A1では末脚ひと息の5着2回です。展開がもつれると末脚が生きます。
JRA実績では5勝☆7 ビッグリバティ(牡8、飯田良弘厩舎)です。転入後もA1で2着2回が残っています。
復活の逃げ切りで園田転入後A1で4勝目を挙げた△3 ベルサリエーレ(牡7、住吉朝男厩舎)が続きます。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 9・8・2・7・3(20点)
3連単(ボックス) 9・8・2・7(24点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)