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今年は四強対決！｢ばんえい記念｣（ばんえい帯広競馬）

3月25日（日）のばんえい帯広競馬ﾒｲﾝ第9ﾚｰｽには､｢第50回ばんえい記念｣が行われます｡

ばんえい最強馬を決める伝統のばんえい記念も今年で50回目｡今回は8頭が出走となりましたが､うち7頭が過去に1000ｷﾛを経験し完走している実力馬が揃っての一戦｡今週末は“十勝晴れ”になりそうで､最高のばんえい記念日和となりそうです｡

◎8 ｺｳｼｭﾊｳﾝｶｲ（牡8､松井浩文厩舎）を本命に推します｡今季は開幕後第1弾の重賞･ばんえい十勝ｵｯｽﾞﾊﾟｰｸ杯でｵﾚﾉｺｺﾛに2秒4差をつけて優勝｡その後は旭川記念､北斗賞､ばんえいｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘを2着､岩見沢記念3着と暑い夏も順調に乗り切ると､後半戦は北見記念と念願の帯広記念優勝と､今季は大崩れもなくﾛｰﾃｰｼｮﾝ通りに仕上がっています｡高重量戦になると直線で一杯になることが多く､苦手なﾀｲﾌﾟに思われがちですが､今年のｺｳｼｭﾊｳﾝｶｲはちょっと違います｡

○6 ｵﾚﾉｺｺﾛ（牡8､槻舘重人厩舎）が対抗です｡昨季のばんえい記念優勝馬｡1000ｷﾛﾚｰｽ初挑戦で2着ｷﾀﾉﾀｲｼｮｳに24秒差をつけての圧勝で､満員のｽﾀﾝﾄﾞを沸かせました｡1000ｷﾛのばんえい記念は真の実力馬だけが勝てるﾚｰｽ｡過去にはｽｰﾊﾟｰﾍﾟｶﾞｻｽを筆頭に連覇する馬も多いのが特徴と言えます｡ここを目標に槻舘厩舎が仕上げたｵﾚﾉｺｺﾛの連覇にも期待がかかります｡

▲7 ﾆｭｰﾀｶﾗｺﾏ（牡10､尾ｹ瀬富雄厩舎）が3番手です｡今季､北斗賞､ばんえいｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘを勝利｡障害次第と注文がつく馬でしたが､近年はそれも修正され､四強の中では､ｺｳｼｭﾊｳﾝｶｲと互角と言える巧者に成長｡逃げ切りに期待がかかります｡

△4 ﾌｼﾞﾀﾞｲﾋﾞｸﾄﾘｰ（牡10､中島敏博厩舎）は一昨年のばんえい記念優勝馬｡今季は無冠で迎えた大一番ですが､経験､実力は十分の実力馬です｡

＜おすすめの買い目＞　

馬単　8→6･7･4（3点）
3連単（ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）　8→6→7･4（2点）

（文／小寺雄司）

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