レース展望・予想
■2018年05月10日
エイシンヒートが転入後連勝でA1昇級だ「若葉特別」(園田競馬)

10日(木)園田競馬のメイン第11レースに「若葉特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われます。

南関東(浦和)から転入初戦(1230メートル)を好位追走から差し切った◎2 エイシンヒート(牡5、橋本忠明厩舎)がクラス据え置きで連勝し、A1昇級に期待です。大井でのデビュー戦は2着に大差の圧勝で、3歳時の重賞・優駿スプリント(大井1200メートル)ではゴール寸前に1番人気ラクテ(現在は南関東A1)をクビ差捕まえて勝利しています。ですが、古馬混合になってからはひと息の成績で昨年5月に門別に移籍。その転入初戦(A1〜A4、1200メートル)では中位を追走から直線鋭く差し切り勝利しましたが、その後は重賞レースを多用して結果が出ませんでした。昨年11月から移った南関東では、A2格付けで相手が強く通用しませんでした。しかし、前走の園田初戦では大井4勝、門別1勝の地力を見せました。スタートを決めて4番手を進み、向正面から仕掛けて、4コーナーでは先頭に立っていたエイシンヴィーヴォの2番手まで進出。直線中程では外から並ぶ間なく先頭に立って、エイシンヴィーヴォに2馬身差を付けました。さて、今回は距離が延長しますが、この1400メートルでは3歳の大井在籍時に差し切って1勝の実績が残っています。先行馬が揃ってハイペースが必至だけに中位で折り合い、早めに動いて差し切り勝ちに期待です。

JRAから再転入4走目となる○10 ワンダーヴァローレ(牡6、田中範雄厩舎)がエイシンヒート追走からゴール前で迫るでしょう。前回園田在籍時の最終戦ではB2特別を、JRAでは500万(福島1150メートル)を、それぞれ差し切っています。

JRA2勝馬▲11 ルイカズマ(牡7、玉垣光章厩舎)もA2に戻った2戦目の前々走に逃げるムッシュレノを捕まえ、勝利しています。

☆1 トウケイアロー(牡7、住吉朝男厩舎)は1番枠クリアがカギになりますが、堅実駆けは魅力です。

ほか、ハナを切って折り合えば△7 スマイルプロバイド(牝5、飯田良弘厩舎)、△9 エイシンミキサー(牡5、渡瀬寛彰厩舎)の昇級両馬の粘り込みに期待です。

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馬単(ボックス) 1・2・10・11(12点)
3連単(1軸流し) 2→1・7・9・10・11(20点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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