レース展望・予想
■2018年05月10日
地元ファンの期待に応えるかビップレイジング「ぎふ清流カップ」(笠松競馬)

5月10日(木)の笠松競馬メイン第9レースは「第1回ぎふ清流カップ(SP1)」(3歳、笠松競馬場1600メートル)。

遠征勢は兵庫からの1頭に止まったが、今年から新設されたSP1に、厩舎期待の3歳フレッシュが、フルゲートで激突する。中心は笠松3歳ナンバーワンの存在◎5 ビップレイジング(牡、笹野博司厩舎)だ。2歳時の昨年8月には秋風ジュニア、9月にはジュニアクラウンと準重賞をともに後方から鋭い差し脚で一気に突き抜けた決め脚自慢。今春、当地へ再転入後も前走の新緑賞を中団からワンランク上のキレをみせつけて快勝。改めて力をアピールした。地元東海地区勢とはほぼ勝負付けも済んでいる。地元ファンの期待に連続して応えるか。

逆転があるとすれば、レベルの高い兵庫から参戦の○2 フセノラン(牝、兵庫・盛本信春厩舎)。重賞勝ちこそないが、兵庫若駒賞に菊水賞と重賞で2度の銀メダルホルダー。デビュー以来8戦3勝、2着3回に、あとの2敗もいずれも掲示板確保。確実に伸びる末脚を持つ。初の輸送競馬を経た遠征戦がポイントになるが、東海地区重賞に抜群の相性のよさを誇り続ける兵庫勢の刺客。勝ち負けに欠かせない。

▲8 クルセイズスピリツ(牡、坂口義幸厩舎)は、当地ではA級3組、地元名古屋ではA級3c組と、古馬に交じったA級戦をすでに逃げ切ってみせた非凡なスピードが売り。△4 ウォーターループ(牝、塚田隆男厩舎)は地方全国交流重賞の前走・東海クイーンカップで待望の重賞ウィナーに仲間入り。ともにモロさが同居するが、高い先行力を誇る。潜在能力は折り紙つきで、自分の走りができれば出番がありそうだ。

地力ある△7 ユーセイスラッガー(牡、倉地学厩舎)の一撃にも警戒が必要。

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馬単(マルチ) 5⇔2・4・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 5→2・4・7・8→2・4・7・8 2・4・7・8→5→2・4・7・8(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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