レース展望・予想
■2018年06月21日
重賞勝ちある地元馬2頭を上位視「園田FCスプリント」(園田競馬)

21日(木)の園田競馬メイン第11レースにスーパースプリントシリーズ2018・第3戦「第8回園田FCスプリント」(3歳以上定量、園田競馬場820メートル)が行われます。

◎9 ナチュラリー(牡4、新子雅司厩舎)に約1年8カ月ぶりの重賞2勝目を期待です。逃げ切ってA1クラス2勝目の余勢を駆って遠征した4月の名古屋・東海桜花賞では3番人気に支持されましたが、輸送による馬体減(マイナス14キロ)も影響したのか中位から伸びず10着大敗でした。14キロ戻した前々走は3コーナーで先頭に立ちましたが、4コーナー手前で1番人気のハタノキセキに捕まってからは行く気をなくして10着まで後退してしまいました。ですが、1230メートルに距離を短縮した前走は一変。スタートを決めると、外から来た2頭が来ましたが、1コーナーのコーナーワークを生かして先頭に立ちました。直線に入って大外から強襲したエイシンシャルルにはクビ差交わされましたが、2番人気のハタノキセキ、1番人気のエイシンバランサーをともに抑えて2着に踏ん張りました。2歳時のデビュー3戦目、スターレーンをハナ差抑えての初勝利だった兵庫若駒賞以来となる2つ目のタイトル奪取なるでしょうか。

近2走はひと息の○7 インディウム(牡6、田中範雄厩舎)が久々の重賞4勝目となった1月の笠松・白銀争覇でコンビを組んだ愛知・岡部誠騎手を鞍上に迎えて巻き返しを期します。園田ジュニアカップ、菊水賞を含むデビュー7連勝で挑んだ兵庫チャンピオンシップJpnIIこそ5着に敗れましたが、続く兵庫ダービーを圧勝しています。A1昇級後は前述・白銀争覇、2月のA1特別と2勝しています。

遠征勢では昨年に続いて挑戦して来た▲2 カイロス(牡8、高知・那俄性哲也厩舎)が筆頭です。福山時代を含め重賞5勝、10番枠の昨年は好位を進んでマルトクスパートの4着でしたが、今年は2番枠を引きました。ハナを切ると怖い存在です。

ほか、堅実な☆1 レイズオブザサン(牡9、盛本信春厩舎)、スタートが速い△6 トーホウハンター(牡6、山口益巳厩舎)が連対候補です。

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馬単(ボックス) 1・2・6・7・9(20点)
3連単(2軸流しマルチ) 7⇔9⇔1・2・6(18点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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