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28日(木)の園田競馬メイン第11レースに「リフレッシュパーク市川特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われます。
A2に戻った昨年の兵庫ダービー馬◎9 ブレイヴコール(牡4、諏訪貴正厩舎)の3連勝に期待です。全妹トゥリパがメインののじぎく賞(5月17日)を制した直後の最終レースであるB1特別を1番枠から一気に逃げ切って勝利。昨年12月6日にA2特別を逃げ切って以来の休み明けでしたが、B1ではスピードの違いを見せました。園田ジュニアカップ、菊水賞ではマジックカーペットの後塵を拝しました。次走は、高知優駿(黒潮ダービー)に遠征の予定でしたが、マジックカーペットの故障回避で兵庫ダービーに急遽の出走。手綱も川原正一騎手が初めて取りました。向正面から動いたジンバイッタイを4コーナーで退けた後、今度は直線で強襲してきたスリーピーアイにアタマ差まで迫られましたが凌いでいます。2000メートルの西日本ダービーで大敗後は距離を1400メートルに短縮して、前述したように約5カ月半の休養を挟んでA2、B1を連勝です。今回のA2メンバーならスピードが生きると思います。
前走で1年ぶりの白星を挙げた○8 スクワール(牡6、長倉功厩舎)がA2に戻って来ました。前回の勝利だったA2特別は前走と同じ1870メートルで、今回は距離が短縮しているだけにテンの位置取りがカギになりそう。中位までをキープできるならゴール前でブレイヴコールに迫るシーンも見られそうです。
JRAでは3勝など芝を多用していた▲1 ビナイーグル(牡5、新子雅司厩舎)は転入後の3走は、砂の深い園田ダートに戸惑っている様子。地力はあるだけにコース慣れがあれば脅威の存在になります。
ほか、内から積極的なレースに期待の☆2 ロータスガーデン(牝4、小村正也厩舎)、半年ぶりを叩いた重賞勝ち馬(園田ジュニアカップなど3勝)△5 トーコーポセイドン(牡7、吉行龍穂厩舎)が続きます。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 1・2・5・8・9(20点)
3連単(1軸流し) 9→1・2・5・8(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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