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7月11日(水)の笠松競馬メイン第10レースはJRA交流「ラベンダー特別」(A級3組・中央500万下、笠松競馬場1400メートル)。
走り慣れた1400メートル戦で地元勢の付け入るスキもありそうだが、相変わらず500万下クラスの条件交流戦は中央勢が優勢。今シリーズもその流れが続きそうだ。
なかでも一番食指が動くのが、ただ1頭の3歳フレッシュ◎5 プライムチョイス(牝3、JRA・加用正厩舎)。キャリアはまだ5戦で、ダートデビューは2走前の当地条件交流戦。しかし、見事に未勝利を卒業した。スタートを決めて難なく先制すると、そのまま力強く2馬身差をつけた勝ちっぷりと勝ち時計1分27秒8も優秀だった。500万下へ昇級した前走は失速してシンガリ大敗を喫したものの、積極的なレースで見せ場は作っていた。再び、地方へと矛先を向けた2度目の条件交流戦は好相性を誇る笠松コース。2走前だけ走れば、500万下クラスでも勝ち負けだ。
○2 ラニカイシチー(牡4、JRA・村山明厩舎)も好相性を誇る地方コースでV互角。2つの勝ち星は名古屋と川崎の条件交流戦と、ともに地方で挙げたもの。中央舞台と違い、戦いやすいメンバーに変わる地方条件交流戦。変わり身に注意したい。
▲7 マイグランクロア(牝5、JRA・森秀行厩舎)も不気味な存在。近況の500万下条件では二桁着順も少なくないが、勝ち馬とのタイム差は1秒台差と大きくは負けていない。短距離ダートを主戦場にするタイプで、笠松の第一人者・佐藤友則騎手とのタッグも魅力の好材料。一撃あっても驚けない。
また、相手が手ごろになる地方遠征で△10 アースオブフェイム(牡4、JRA・田中博康厩舎)も軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔2・7・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 5→2・7・8・10→2・7・8・10 2・7・8・10→5→2・7・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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