レース展望・予想
■2018年07月29日
昇級でもヒストリーメイカー信頼「名舟大祭特別」(金沢競馬)

7月29日(日)に開催される金沢競馬のメインは、第10レースで争われる「名舟大祭特別」(A2級一組、金沢競馬場1500メートル)です。

転入からまだ連対を外していない◎2 ヒストリーメイカー(牡4、鈴木正也厩舎)が今回も主役を務めます。勝ち切れないレースが続いていましたが、前走は逃げた馬を2番手からにらみながら追走し、直線に入るときっちり交わす正攻法のレース運びで2着続きに終止符を打ちました。大型馬で猛暑の影響が心配されますが、追い切りでは併走馬を追いかける姿勢を見せており闘志は衰えていません。ひとつクラスが上がっても順調さを欠いているメンバーが多いだけに連勝が期待できそうです。

○3 ミキノハルモニー(牡7、中川雅之厩舎)は短期放牧明けでいきなり2着と末脚を発揮し、その勢いで前走は名古屋の名港盃に遠征しました。結果は6着でしたが、3コーナーから一気に駆け上がり直線入口で3番手に浮上して見せ場をつくりました。遠征帰りですが状態はキープできているようで、今回も勝負どころの3コーナーあたりから早めに動くことができれば、直線追い上げるシーンが見られそうです。

▲6 グランパルファン(牝5、加藤和義厩舎)は2走前のスーパースプリント賞を圧逃した勝ちっぷりから、本番の日本海スプリントでも2番人気に推されましたが、先手争いに敗れてしまい9着に沈みました。まだオープンで通用するスピードはありませんでしたが、A2級なら見直しは必要です。1500メートル戦でも3走前には2着に残したように、ペースさえ握ってしまえば巻き返すチャンスは十分にあります。

△4 ハルヲヨブオンナ(牝4、金田一昌厩舎)は読売レディス杯へのトライアル・クイーン特別で4着と伸び切れませんでしたが、前が止まらない流れでは仕方がありませんでした。2走前に勝ち星を挙げて調子は持ち直しており、直線追い比べの展開になるなら瞬発力の違いで抜け出してきそうです。

△8 マイネルヘミニス(牡4、鈴木長次厩舎)もここ3走は連対から遠ざかっていますが、もしグランパルファンとの先手争いを制すなら粘り込みがあるかもしれません。

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馬単(マルチ) 2⇔3・6・4・8(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・6・4・8→3・6・4・8 3・6・4・8→2→3・6・4・8(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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