レース展望・予想
■2018年08月17日
重賞6勝馬エイシンニシパに期待「摂津盃」(園田競馬)

17日(金)の園田競馬メイン第11レースに「第50回摂津盃」(園田競馬場1700メートル)が行われます。

荒れるお盆のハンデ重賞と言われますが、今年は人気馬が上位を独占しそうです。軸には重賞6勝の◎4 エイシンニシパ(牡5、橋本忠明厩舎)を置きます。連覇を狙って遠征した前走の名古屋・名港盃は、地元カツゲキキトキトには完敗しましたが、5番手から追い上げて2着を確保。3着ノブタイザンには、3馬身差を付けています。今年3月、3コーナーから一気に差し切った佐賀・はがくれ大賞典が重賞6勝目でした。他の重賞勝ち鞍は金沢・MRO金賞、笠松・岐阜金賞、名古屋・名港盃と地元では橋本忠男調教師のラストランになった新春賞と昨年10月の姫山菊花賞です。今回は57キロですが、近2走など背負い慣れている斤量。それでもトップハンデだけに先行力を発揮して好位をキープすることがカギになりそうです。

出走13番目だった○5 タガノヴェリテ(セン6、新子雅司厩舎)56.5キロは、同厩舎エイシンホクトセイが回避して重賞初制覇を狙います。JRAから転入初戦(1870メートル)では前述したエイシンニシパを一蹴しています。その再現目指し、エイシンニシパをマークする策に出そうです。

今回のメンバーでは▲8 ノブタイザン(牡5、新井隆太厩舎)56キロも兵庫ダービーなど重賞3勝のタイトル馬です。3月の六甲盃(2400メートル)では、1番人気キクノソルをゴール前で捕まえて勝利。展開に左右される差し一本のタイプですが、現況の園田オープンでは末脚は筆頭です。

前走でタガノヴェリテを破った☆10 エイシンミコノス(牡5、森澤友貴厩舎)55キロに勢いがあります。A1昇級後は1400メートルでチーフアセスメントの3、2着と完敗。距離を延長して2戦目の前走1700メートルでは廣瀬航騎手が初コンビを組みました。2番手をキープの積極策から人気だったタガノヴェリテを抑えてA1の初勝利を挙げています。

53キロの軽量を生かす△7 マイフォルテ(牡4、田中一巧厩舎)はJRAから転入初戦から3走前まで、重賞レース以外では9連勝していました。ですが、A1昇級後の近2走は2、6着と足踏みです。前走に続き川原正一騎手の手綱で、早めに動けば怖い存在になります。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(ボックス) 4・5・8・10(12点)
3連単(2軸流しマルチ) 4⇔5⇔7・8・10(18点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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