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8月17日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「葉月特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル)。
前走勝ち馬同士の対決でハイレベルなV争いが期待できるが、中心は勝って同条件と参戦有利な◎9 クモノカヨイジ(牡4、法理勝弘厩舎)だ。展開に左右されやすい差しタイプのため、2、3着も少なくないが、前走C級1組を一気の抜け出しで2馬身差の快勝。勝ちっぷり、切れの鋭さともに際だった走りだった。後方からでも確実に直線伸びてくる末脚の持ち主は依然好調をキープ。逃げ、先行タイプが多く、速い流れでのペースが予想されるのも差しタイプにとって好都合。外枠スタートでレースの流れにも乗りやすい。斤量も前走同様の56キロ。1組連勝に、当然、期待がかかる。
クモノカヨイジの前走C級1組での勝ちタイムより、コンマ7秒も上回る1分28秒2の好時計を同日にマークしたのが○2 レッドデイム(牝4、花本正三厩舎)。時計が出やすい今の馬場状況であっても価値のある抜群の時計と言えた。強敵ぞろいでも軽視できない存在だ。
▲1 ダイナマイトガイ(牡4、伊藤強一厩舎)は主導権時の先行力と強さに定評がある。2走前のC級1組では控える競馬で失速したが、前走の7組では5馬身差をつけて悠々逃げ切りと、この馬らしさを披露。同タイプの先行ライバルぞろいだが、ロスのない絶好の1枠スタートを生かして主導権が欲しい。
除外明けアクシデントをモノともせず前走をしっかり勝ち切ってみせた好素材△7 キングレイジング(牡4、笹野博司厩舎)に、相手なりに走れて崩れない△4 サノリュウ(牡4、川嶋弘吉厩舎)も展開次第でチャンスがありそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単 9→1・2・4・7(4点)
3連単(1軸流し) 9→1・2・4・7(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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