8月6日(月)の名古屋競馬メイン第9レースは「アガパンサス特別」(A級3組、名古屋競馬場1800メートル)。
転入2戦目の◎7 ハナノバンジョウ(牝5、迫田清美厩舎)の前進に期待したい。レベル高い南関東で強敵相手に4勝を挙げ、今夏再び名古屋へと移籍。転入戦だった前走A級5組は、軽快ピッチで逃げた勝ち馬は捕らえられなかったが、中団からしっかり直線で末脚を伸ばし1馬身半差2着。次走に勝利のメドをいきなり立てる内容ある走りだった。当地では初めての1800メートル戦だが、大井では1600〜1800メートルを中心に戦っており、全く心配いらない。強敵相手にもまれ、培われた地力アップの証しを名古屋ファンに披露したい。
同タイプの先行ライバル不在で、○9 ペイシャピュア(牡6、今津博之厩舎)は構成利が魅力。前走4組では大きく失速しブービー大敗を喫したが、夏場に成績を上げるタイプでもある。自分のペースで逃げられれば先行力に、粘りアップも必至。大きな変わり身に注意したい。
距離延長がプラスに左右するのは▲6 エスタシオン(セン4、田中敏和厩舎)。近況は追い込み届かず善戦止まりの走りが多い。しかし道中での追走が楽になる中距離戦にかわり、その分、末脚の伸びが期待できそうだ。
ひと息入れて立て直し策を図った△1 エバーゴールド(牡4、瀬戸口悟厩舎)に、一発秘める△2 カネトシハートフル(牝6、植松則幸厩舎)にも警戒したい。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔1・2・6・9(8点)
3連単(フォーメーション) 7→1・2・6・9→1・2・6・9 1・2・6・9→7→1・2・6・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)