8月8日(水)の名古屋競馬メイン第9レースは「サードニクスオープン」(A級1組、名古屋競馬場1600メートル)。
決め脚ある◎9 アイファーヴリル(牡5、倉地学厩舎)を中心視だ。2度目のオープン挑戦だった前走を好位キープから早めの抜け出しで完勝。オープン馬相手でもコツコツと蓄えてきた地力アップを改めて証明してみせた。斤量は増えたが前走と同距離で、しかも相手も手ごろ。オープン連勝に当然期待がかかる。
一番の相手は○1 マイネルカリスト(牡5、田中敏和厩舎)。3走前にオープンを制している実績派で、前走も最後方から鋭く2着まで突っ込み、アイファーヴリルとのタイム差はわずかコンマ1秒(3/4馬身)。直前も併せ馬で追い切るなど、中間ムードが絶好。直線の差し勝負に持ち込めば逆転十分だ。
▲6 ウォーターディル(牡5、塚田隆男厩舎)の逃げ切りにも警戒したい。前走の昇竜戦や3走前の準オープンの華麗な逃げ切り劇がそうだったように、自分のペースで駆けた時の先行力と粘りは折り紙付き。ここもマイペースで逃げれば、ゴールまでスイスイと運んでいい。
最近2走は連続不発も安定した差し脚を持つ△7 ブランニュー(牡6)に、使われながらデキと輝きを取り戻している地力派、△3 ノボリフジ(牡7)の宮本仁厩舎勢2頭も流れ次第で出番がありそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔1・3・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・3・6・7→1・3・6・7 1・3・6・7→9→1・3・6・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)