8月8日(水)の門別競馬メイン第11レースは、「北海道野菜王国にったん特別」(B4-2・C1-1、門別競馬場1200メートル)。
メインレースだが、近況ひと息で勢いを欠く馬が多い組合せになった。そこで狙いは、JRA500万円以下条件から地方再転入の初戦、◎5 エスシーレオーネ(牡5、佐久間雅貴厩舎)。JRA未勝利で転入した兵庫(園田)で6戦5勝という好成績を残してJRAに戻ったものの、3戦してJRAの馬場では二度にわたり大敗。名古屋での地方条件交流で3着に入ったところで、再度の地方転入となった。コーナーがきつく相当に小回りな園田とは全く異なるコース形態だが、時計かかる砂の深い馬場という点では共通しており、持ち前のパワーで前付けから粘り込むタイプの同馬にはフィットする可能性が高そうだ。門別1200メートルはそれほど、テンのラップが上がらないケースが多いだけに、JRA500万下(京都1800メートル・稍重)でもハナを切ったダッシュ力なら、先手から押し切っての地方6勝目も十分に期待できそうだ。
近況ひと息の○6 サンシアトル(牝4、山口竜一厩舎)だが、先行するだろうエスシーレオーネのすぐ外隣に入ったことで、同馬が早めに失速するような展開にさえならなければゴール前まで集中して追いかける面を見せてくれそう。途中でやめるようなところを見せなければ、今季初戦で強敵ロケットビーンにアタマ差2着だったこのB4下クラスの特別は勝てる条件だ。
近2戦は馬券圏内を外してしまった▲1 リベラ(牡5、小野望厩舎)は、3走前に格上B3下特別で強力3歳馬ヒガシウィザードの2着に踏ん張るなど、地力そのものはハッキリ上位の存在。ゲートを決めてすんなり先行できれば巻き返し十分だろう。
△2 ヒロノストロング(牡5、桧森邦夫厩舎)の粘り込みに警戒し連下で押さえ、3連単はフォーメーションで狙ってみたい。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 5・6・1→5・6・1・2(9点)
3連単(フォーメーション) 5・6・1→5・6・1・2→6・1・2(14点)
(文/ひだか)