10月14日(日)に開催される金沢競馬の第10レース「HBA組合長賞」(B2級二組、金沢競馬場1400メートル)には、注目の連勝馬が登場します。
◎5 グランカナーレ(牡3、金田一昌厩舎)は今年8月に中央未勝利から移籍してきて、転入初戦こそクビ差競り負けて2着でしたが、その後は4連勝と勢いに乗っています。先手を奪って単騎逃げに持ち込みスピードの違いを見せつけるだけでなく、2走前には内で脚をためて直線一気に抜け出す瞬発力も発揮しています。今回はB2級に昇級戦となりますが、逃げ一辺倒のタイプではないだけに力負けすることはなさそうです。中4日の厳しいローテーションさえ問題なければ、連勝が伸ばせそうです。
○2 ネバービーンベター(牝4、加藤和義厩舎)は佐賀で主に2番手追走からの抜け出しで5勝を挙げて中央へ復帰した経歴があり、中央500万下では後方追走いっぱいが続いていましたが、金沢なら見直しは当然です。追い切りでもスピード感あふれる動きを見せており、転入初戦から積極的に運べるなら、好レースが期待できそうです。
▲7 アラカント(牡5、高橋俊之厩舎)は前走も出遅れてしまい後方からのレースとなりましたが、3コーナーから一気に駆け上がって4着まで浮上してきました。ゲート出が悪くなってしまったのは気になりますが、発馬で後手を踏んでも後半はしっかり伸びてくる末脚は信頼が置けます。少頭数なら追走に手こずることはなさそうなだけに、中団から追走できれば直線突き抜けるチャンスまでありそうです。
直線の追い比べ勝負になるなら、復調の兆しが見える△4 チェリートレジャー(牡5、松野勝己厩舎)や△1 ツガノホマレ(牡5、高橋俊之厩舎)も上位争いに加わってきそうです。
<おすすめの買い目>

馬単 5→2・7・4・1 2・7→5(6点)
3連単(フォーメーション) 5→2・7・4・1→2・7・4・1 2・7→5→2・7・4・1(18点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)