14日(日)盛岡競馬メイン第12レースは岩手2歳一冠目「第38回若駒賞(M2)」(盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎3 グレートアラカー(牡、千葉幸喜厩舎)はきゅう舎期待のタイムパラドックス産駒。デビュー戦に芝1000メートルを選び、一度叩いてビギナーズカップは当初の青写真どおり。レースで終始外めを回されましたが、豪快なマクリで快勝。スケールの大きいレースを披露しました。今回はレース間隔が開きましたが、これも将来を見据えてのこと。万全の仕上げで臨みます。目指すのは今後に続く南部駒賞、金杯の岩手2歳三冠制覇。まずは一冠目・若駒賞をしっかり勝ちたいところでしょう。
○2 サンエイムサシ(牡、鈴木七郎厩舎)はシニスターミニスター産駒。デビュー戦は850メートルが短く2着。2戦目は適性がない芝、そして前々走は内で揉まれて4着と敗因がはっきり。2勝とも逃げ切り圧勝を決め、自分の競馬に持ち込むと強さ一目。願ってもない枠順を引き当てマイペースに持ち込めばアッサリまで。
▲6 ニューホープ(牡、畠山信一厩舎)はデビュー3戦目の門別JRA認定で出遅れながら、直線一気を決めて1着。直後に岩手入りしましたが、初戦は57キロのトップハンデ、初の左回りもこたえて3着。しかし今回は条件が緩和され、反撃必至。
△1 リュウノポップス(牡、酒井仁厩舎)は転入戦がプラス15キロでしたが、2着確保が底力。ひと叩きされて良化確実。
△4 ミラクルジャガー(牡、板垣吉則厩舎)はダート未経験ですが、兄は岩手3歳二冠馬キングジャガー。むしろ歓迎かもしれません。
<おすすめの買い目>

馬単 3→2・6・1・4 2→3(5点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・6→1・2・4・6・9(12点)
(文/松尾康司)