レース展望・予想
■2018年10月30日
能力高いエムオータイショウを主軸視「サッポロクラシックカップ」(門別競馬)

10月30日(火)の門別競馬メイン第11レースは、未来優駿2018「第5回サッポロクラシックカップ」(2歳、門別競馬場1200メートル)。

未来優駿2018の第6戦として行われる、2歳のH2重賞。門別勢が“7連覇”を成し遂げた28日盛岡の北海道・東北交流重賞である知床賞(M3)を皮切りに、このあと11月半ばにかけて全国各地で地方全国交流の2歳重賞が組まれており、勇躍そちらに遠征する素質馬たちも多いため、ここは6頭立てという“少数精鋭”の組合せとなった。少頭数だからと侮るなかれ、今後全国区での活躍が期待されているエムオータイショウを筆頭に、前走の2歳牝馬のダートグレード競走・エーデルワイス賞JpnIIIで5着に食い込んだ同厩舎の快足馬スティールティアラに、2連勝中と上昇一途の新種牡馬ベルシャザール産駒アンビグラムら、今後も大いなる活躍が期待される逸材が顔を揃えた。

少頭数だけに、道中で進路が塞がったりすることもなく、各馬持てる能力を存分に発揮しうるレースとなるはずだ。そこで重要となるのが、発馬と序盤の位置取り。こればかりは開いてみないと判らないわけではあるが、事前の想定としては同厩舎の○1 スティールティアラ(牝、角川秀樹厩舎・父サウスヴィグラス)、◎5 エムオータイショウ(牡、角川秀樹厩舎・父スウェプトオーヴァーボード)がすんなり1、2番手となる隊列が有望だろう。もちろん、簡単にその隊列を決められては他馬としては勝てる確率が小さくなると考えれば、前に行ける脚のある▲3 アンビグラム(牝、小野望厩舎・父ベルシャザール)が果敢に出て行くような流れも想定しうる。これら3頭が先行勢を形成する可能性が高い。早めから兼ね合いがつき、落ち着いた流れになるようだと、前日の雨の影響が残るだろう馬場状態もアシストして、そのまま直線も3頭による追い比べになる可能性が高いと思われ、下馬評段階では連対圏をこの3頭に絞る見方が妥当ということになるのだろう。中でも“軸”に据えるなら、デビュー戦からハイレベルのパフォーマンスを連発しているエムオータイショウだろう。

外回りの長い直線で、先行各馬の中から想像以上に末脚鈍る馬が出た際に、△2 レスプレンデント(牝、國信滿厩舎・父ロジユニヴァース)、△6 グローリアスライブ(牝、川島雅人厩舎・父ゴールドヘイロー)が3着争いに突っ込んでくるシーンがありそうだ。

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馬単(マルチ) 5⇔1・3(4点)
3連単(フォーメーション) 5→1・3→1・2・3・6 1・3→5→1・2・3・6(12点)

(文/ひだか)

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