9日(日)水沢競馬メイン第10レースは「ディセンバーカップ」(B2、水沢競馬場1900メートル)。
◎2 パッショノン(牡4、飯田弘道厩舎)は転入後2戦を大差、7馬身差で逃げ切って圧勝。南関東B2の底力を見せつけています。今回は距離がネックですが、大井1800メートルで2、3着各1回の実績があり、1周1200メートルの水沢なら克服十分。加えて主導権を握れる内2番枠。逃げにこだわりませんが、再び逃げの手を打てることも強調材料です。メンバーは骨っぽくなりますが、ここでも格上の存在。好枠を生かして3連勝を狙います。
○1 アイリスロード(牝3、城地俊光厩舎)は中央から移籍後、圧巻の6連勝。C2からB2へ2階級昇級も問題にしませんでした。ひと頃、402キロまで減っていた体重が450キロ台まで回復したことも好走要因と判断していいでしょう。こちらも距離が課題ですが、中央時代に芝2000メートル2着1回なら対応可能。何よりも勢いに乗っているのが強みです。
▲4 ウインルーカス(牡3、及川良春厩舎)は転入初戦を完勝から不来方賞へ挑戦して5着入線。続く一戦は4着でしたが、前回1着で軌道修正に成功しましたし、中央ダート1800メートル3着2回。距離を味方に逆転をもくろみます。
△10 スプレンダドシング(セン3、村上実厩舎)は夏場に精彩を欠きましたが、前走3着で復調ムード。マクリ脚が脅威の的。
△6 トーホクアロー(牡9、櫻田康二厩舎)は追い込み脚質で展開に注文はつきますが、長距離は望むところ。
△7 ヤマノミラクル(牡7、工藤裕孝厩舎)は転入後、連対パーフェクトと安定度抜群。
<おすすめの買い目> 

馬単 2→10 (ボックス) 2・1・4 (7点)
3連単(フォーメーション) 1・2→1・2・4→1・2・4・6・7・10(16点)
(文/松尾康司)