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58ｷﾛでも相手有利なﾐｽﾃｨｶﾙ｢奥州師走ｽﾌﾟﾘﾝﾄ｣（水沢競馬）

22日（土）水沢競馬ﾒｲﾝ第9ﾚｰｽは3歳の新設準重賞｢奥州師走ｽﾌﾟﾘﾝﾄ｣（水沢競馬場1400ﾒｰﾄﾙ）｡

◎3 ﾐｽﾃｨｶﾙ（牡､新田守厩舎）は中央ﾀﾞｰﾄ2着1回､浦和未勝利交流1勝から転入｡初戦は約2ｶ月ぶりもこたえて4着でしたが､2戦目を完勝｡これで弾みがついたかと思いましたが､以降は3着止まりの連続｡最後のひと踏ん張りが課題でした｡しかし1ｶ月半の休養がﾌﾟﾗｽに作用｡馬体に実が入って前回快勝｡着差以上に強いﾚｰｽでした｡今回は58ｷﾛを背負いますが､ﾒﾝﾊﾞｰ緩和で相殺｡2連勝に王手をかけました｡

○9 ﾏｺﾄﾊｲﾝｹﾙ（牡､板垣吉則厩舎）は中央3戦後､再び岩手入り｡芝ﾀﾞｰﾄを問わず2勝､2着3回の好成績を収めています｡2000ﾒｰﾄﾙ･不来方賞11着､芝1700ﾒｰﾄﾙ･秋嶺賞は7着に沈みましたが､短距離戦に矛先を変えて豪快なﾏｸﾘで快勝｡新境地を切り開きました｡再び豪脚をさく裂させるか注目｡

▲4 ﾆｯﾎﾟﾝﾀﾞｴﾓﾝ（牡､櫻田康二厩舎）は2歳時､北海道1勝から転入初戦で重賞･若駒賞を優勝した逸材｡今季2戦を使った後､北海道へ再度移籍｡未勝利に終わりましたが､再転入戦2着で上々の滑り出し｡ﾐｽﾃｨｶﾙと同様､ﾊﾝﾃﾞ58ｷﾛですが､500ｷﾛを超す大型馬｡首位を虎視眈々と狙います｡

△1 ｲｼﾏﾂ（牡､畠山信一厩舎）は中央から転入2戦目のB1･白神賞（盛岡ﾀﾞｰﾄ1400ﾒｰﾄﾙ）を完勝｡適距離で巻き返しに転じたいところ｡

△8 ﾏｸﾞﾏ（ｾﾝ､板垣吉則厩舎）はﾀﾞｰﾋﾞｰｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ7着でしたが､気配落ちなし｡前々走の再現を狙います｡

＜おすすめの買い目＞　

馬単　3→9･4･1･8　9･4→3（6点）
3連単（ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）　3･9→1･3･4･9→1･3･4･8･9（18点）

（文／松尾康司）

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