12月22日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ホワイトクリスマス賞」(オープン-1組)が行われます。
登録があったオレノココロ、マルミゴウカイなどが出走を回避したため、5頭立ての少頭数となったオープン戦。今季、ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞、北見記念の3重賞を制しているコウシュハウンカイが格、力量では抜けた存在ですが、最軽量馬と60キロのハンデ差は、少頭数の特別戦では厳しく、ひと波乱ありそうです。
◎5 センゴクエース(牡6、槻舘重人厩舎)770キロを本命に推します。今季は無冠ですが、このメンバーではコウシュハウンカイに次ぐ実績馬と言えます。前走の師走特別は、コウシュハウンカイ、オレノココロが不在で、淋しいオープン戦でしたが、4歳の快速馬ミノルシャープに5秒9差をつけての勝利と強いセンゴクエースを見せつけた一戦でした。今回はコウシュハウンカイが出走しますが、770キロのセンゴクエースに比べ、25キロ重い795キロ。前走760キロで1分42秒3の好タイムで1着のセンゴクエースに分がありそうです。
○3 シンザンボーイ(牡7、坂本東一厩舎)760キロが対抗です。今季は特別戦で4勝を挙げています。前走の師走特別は前半58秒のペースでしたが先行し、障害も5番手で仕掛け、結果センゴクエースに11秒9差の5着と敗れていますが、相手を考量すると健闘と言えます。なにより今回は5頭立てで相手も限られた一戦。センゴクエースとは10キロ差、コウシュハウンカイとは35キロ差のシンザンボーイが相手筆頭と言えます。
▲2 コウシュハウンカイ(牡8、松井浩文厩舎)795キロが3番手です。前走の知床賞は手薄な相手でしたが、最大で55キロ差のトップハンデで、2着メジロゴーリキに6秒6の差をつけて1着と、格と強さを見せつけた一戦でした。今回ハンデ差は最大60キロあり、センゴクエースとの25キロ差は厳しいため、3番手評価です。
<おすすめの買い目>
馬単 5→2・3(2点)
3連単(フォーメーション) 5→2・3→2・3(2点)
(文/小寺雄司)