新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。正月三が日の十勝地方は晴れの予報で最高のばんえい競馬日和になりそうです。
1月1日(祝・火)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ニューイヤーカップ」(A1級混合)が行われます。
好不調がはっきりと分かれたメンバー構成。前走A1級-2組戦1着のタカラシップを筆頭に、2着ニシキエーカン、3着ホクショウメジャー(牡8、平田義弘厩舎)、A2級-1組平場戦1着タイキン(牝6、大橋和則厩舎)などスピードタイプが多数で、スタートから流れは速くなりそう。平場戦ではスピードで押し切れても特別戦ではひと息という馬も多く、ゴール前で辛抱できるかが勝敗を左右しそうです。
◎7 タカラシップ(牡6、岩本利春厩舎)を本命に推します。2走前のA1級-2組戦でホクショウメジャーに2秒6差をつけ1着。前走もニシキエーカンに4秒7差をつけ2連勝している好調馬です。パワー不足で乾いた砂では勝ち切れませんが、足抜きが良いと持ち前の先行力が生きます。特別戦ではゴール前で甘さが残るものの、前走の勢いある走りをみる限り克服できそうです。
○9 ニシキエーカン(牡10、岩本利春厩舎)が対抗です。障害を早めに抜け差し切るのが勝ちパターン。時計の競馬になる平場戦より道中で息が入る特別戦の方が障害の切れも良く、大外枠も向いています。
▲2 ツルイテンリュウ(牡6、大河原和雄厩舎)が3番手。1戦毎に良化している1頭です。前走は5着と敗れていますが、障害は先頭タカラシップから大きく離されていない3番手でクリアし内容十分の走りでした。
<おすすめの買い目> 

馬単 7→9・2・8・3・6(5点)
3連単(フォーメーション) 7→9→2・8・3・6(4点)
(文/小寺雄司)